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馬モチーフのあくびメガネホルダーは、 彫金作品を作り始めた初期から続いているシリーズです。 午年をきっかけに、モチーフとしての「あくび」はそのままに、 表情や角度、全体のバランスを見直し、デザインをリニューアルしました。
立髪を強調することで、サラブレッドらしいエレガントさを持たせつつ、 あくびの瞬間に生まれる、少し間の抜けた雰囲気は引き継いでいます。 凛々しさと気の抜けた仕草が同居する、その一瞬をかたちにしました。
立髪は、ナチュラルなタイプと編み込みタイプの二種類をご用意しています。
かつて「ジェニー・ハニヴァ」と呼ばれ、未確認生物として恐れられたエイの干物。 そして、ふわりと水中に舞う、無垢で愛らしいエイの赤ちゃん。
奇怪さと愛らしさ。その相反する二つの魅力を、 左右で形の異なるアシンメトリーのイヤリングに閉じ込めました。
惹かれたのは、同じ生き物のなかに同居する「怖さ」と「可愛さ」の境界線。 片耳には、伝説を纏うミステリアスなシルエットを。 もう片耳には、優雅に海を泳ぐ柔らかな輪郭を。
耳もとで揺れるたび、海の神秘と遊び心が交差する、 ストーリーを纏うための耳飾りです。
雪が晴れた朝、林の小さな木々に差し込む木漏れ日のような模様を宿した、デンドリティックアゲートのリングです。 直径18mmの存在感ある一石を主役に、フリーサイズのリングに仕立てました。 付属の細身リングと重ねて華やかに、単体で静かに。 雪の白と光の気配を指先に留めた、季節を問わず楽しめる一点です。
茨城県大洗町のショッピングモール「大洗シーサイドステーション」内、どうぶつ雑貨専門店「Only-Shop」様での委託販売の様子です。
今回の展示のために、オリジナルの什器を特別に製作いたしました。 イメージしたのは、「古い研究室のアーカイブ室」。 年月を経た棚に、ひっそりと、けれど大切に保管されている標本や資料のように、作品たちが静かに並んでいます。
海風を感じる場所に現れた、少し不思議でノスタルジックな空間。 お近くにお越しの際は、ぜひこの小さな研究室を覗きにいらしてください。
翼と見せかけて、よく見ると手羽先。 地元名物から着想し、「食」をモチーフにしたイヤリングを制作しました。 後光を添えて、あえて神々しく。 手羽先は〈生〉と〈照煮〉の2種で、質感も作り分けています。 照煮は締まった身に、煮卵をイメージしたパールを添えて。 生は、むしられた羽を表現しました。 少しパンチの効いたユーモアを、耳元に。
デザインフェスタで毎回共同出店している、 cochoga’sのあささんとのコラボレーション作品。 真鍮刺繍ブローチシリーズの一作として制作した、始祖鳥です。
爬虫類と鳥類、その境界に位置する始祖鳥を、 真鍮にスパンコールやビーズを刺繍するという 前例のない技法で表現しました。 色彩はあらかじめ決めず、その場の感覚に任せて仕上げたため、 結果として虹色の羽を持つ始祖鳥となりました。
金属と装飾、計画と即興。 異なる要素が重なり合って生まれた、 一度きりの表情を持つブローチです。
2025年11月、デザインフェスタvol.62にて。 私たちは、会場の照明を落とした「暗いエリア」に、2日間限りのファンタジーな夜店をオープンしました。
cochoga'sのあささんと共に創り上げたのは、どこか遠い異世界の市場に迷い込んだような空間。自ら設計・製作したこだわりの什器たちが、作品をやさしく照らし出し、訪れる方を不思議な物語の登場人物へと変えていきます。 ただ作品を眺めるだけでなく、空間そのものを「体験」として楽しんでいただく。そんな私たちのこだわりを凝縮した展示風景です。
あべこべな生き物たちをモチーフにした、S字フックです。 はたらきものの〈なまけもの〉、すべらない〈うなぎ〉、 頭でくるりと巻きつく〈タツノオトシゴ〉、 うっかり忘れ物をしない〈リス〉。 それぞれの特徴を、少しだけ裏切るかたちにしました。 耐荷重は約2kg。 アクセサリーやポシェット掛けに使えるほか、 集めてつなげて使うのもおすすめです。 見た目も使い方も、ちょっと楽しいフックです。
梅の花の枝を思わせる模様を宿した、天然石デンドリティックアゲート。 石の中に閉じ込められた景色は、一つひとつ異なり、同じものは二つとありません。 そこにチェコビーズと、ガーネットの小粒ビーズを添え、早春の枝先に残る余韻を表現しました。
春の気配に心がほどける一方で、ふと胸に残る懐かしさや切なさ。 忘れてしまいそうな季節の記憶を、そっと指先に留めるリングです。
少年と、その隣を歩く大きなケモノ、そして足元に寄り添う小さな相棒。 なにかの小説の一場面を切り取ったような情景を宿した、デンドリティックアゲートのブレスレットです。 石のセピア色に合わせ、金古美のパーツとパールを用いてアンティークな佇まいに仕上げました。 語られない物語の続きは、身につけるあなたの中に。
マンモスは、「とにかく見てくれ展」というオンライン企画をきっかけに制作した作品です。 迫力のある姿を、まずは見た目として成立させることを目標に取り組みました。
制作にあたっては、論文や博物館に収蔵されている標本資料を参照し、 椎骨や肋骨などの数を一つずつ数えながら構成しています。 大きな体を支えていた骨格の量感やバランスを、 真鍮という素材でどう立ち上げるかを意識しました。
絶滅動物でありながら、 構造としてはどこか現実味のある存在。 見応えと組み応えをあわせ持つ、骨格パズルです。
宙を舞うための器官、羽。 虫、哺乳類、魚など、異なる系統の生き物たちが、それぞれの身体を発達させ、空への憧れを形にしてきました。起源は違えど、似た形へと収束していく――それが収斂進化です。 オオミズアオ、オニヤンマ、オガサワラオオコウモリ、トビウオ。それぞれの羽を、髪に纏うポニーフックとして仕立てました。鳥の翼との対比から生まれた、個性と共通点を楽しむシリーズです。
科学や歴史を「エンタメ」として楽しむイベント、博物ふぇすてぃばる!への初出展の記録です。
デザインフェスタとは異なる「短時間・一人での設営」という限られた条件の中、いかにしてブランドの世界観を構築するか。試行錯誤を重ね、最大限の工夫を凝らしたディスプレイを展開しました。
今回の目玉は、イベントのメイン企画「ガクモンからエンタメ」への出展作品。 マンモスとヒクイドリの骨格パズルを展示し、訪れたお客様に実際にパーツに触れ、組み立てを体験していただきました。
目で見るだけでなく、自らの手で「骨格の構造」に触れる楽しさ。 知的好奇心をくすぐる、小さな研究室のようなブースとなりました。
水棲生物や古代生物の尻尾をペーパーナイフにしたシリーズです。 深海に生きる〈ラブカ〉、伝説の〈リュウグウノツカイ〉、 水辺の支配者〈メガネカイマン〉、〈ティラノサウルス・レックス〉、 海の覇者〈モササウルス〉、古代の巨大ザメ〈メガロドン〉。 はさみだとうっかり中身ごと切ってしまう自分のために、 封筒だけをきれいに開けられる道具として制作しました。 刃に宿したのは、水と時代を越えて生きた生物たちの姿です。
2023年5月。 8月に出産を控え、予算と時間が限られる中、「自分の世界観をどう表現するか」を問い続け、デザインから什器製作まで全て一人で手がけました。設営当日、慣れない手つきで協力してくれたのは、今も共に活動するcochoga'sのあささん。デザインフェスタという大きな舞台での記念すべき第一歩でした。
当時の荒削りな什器と作品を礎に、回を重ねて改良を積み上げたものが、現在のブースへと繋がっています。あの時の手探りな情熱と、お腹の子と共に駆け抜けた高揚感。そのすべてが、今も私たちの活動の大切な原点となっています。
デザインフェスタで毎回共同出店している、 cochoga’sのあささんとの、記念すべきコラボレーション第一弾。 古代魚シーラカンスをモチーフにした、真鍮刺繍のブローチです。
真鍮にスパンコールやビーズを刺繍するという、 前例のない技法によって、総制作時間10時間以上をかけて仕立てました。 金色一色の真鍮に、 まるでドレスを纏わせるように鮮やかな色彩が宿ります。
目には深海魚らしく蓄光素材を使用し、 暗い場所では、ぼんやりと光を放ちます。 異なる素材と技法が出会って生まれた、特別な一作です。
猫は、世界でもっとも身近で、 それでいて最後まで人の思い通りにならない同居人です。 飼っているつもりが、生活の主導権を握られている。 それを楽しんでいる人も、きっと多いはずです。
あくびをしている猫の顔は、 なぜか少しいたずらをしたくなります。 メガネを刺すという行為は、 ふだん下僕にされがちな人間の、ささやかな反逆かもしれません
真鍮骨格パズルシリーズとして、最初に制作した作品です。 国立科学博物館の国立科学博物館「大哺乳類展」で展示されていた骨格が、 あまりにも可愛らしく、気づけば一ヶ月をかけて形にしていました。
ハリモグラは、もともと強く惹かれてきた生き物で、 実際にオーストラリアまで会いに行ったほどです。 哺乳類でありながら卵を産む単孔類という、 どこか異質な立ち位置もまた、この骨格の魅力だと感じています。
小さな骨の集まりから浮かび上がる、 不思議で愛らしい存在感を、パズルとして楽しめる作品です。
原宿の喧騒を離れ、路地裏にひっそりと佇む古いアパートを改装したギャラリー、「デザインフェスタギャラリー」。 その一室にて開催された、鳥をテーマにした公募展『とりてん6』への参加記録です。
今回の展示では、いつものイベントで使用している大型の什器を、この小さなスペースに合わせてリサイズして持ち込みました。凝縮された空間の中に、私の世界観をぎゅっと詰め込んだディスプレイです。
並ぶ作品は、展示コンセプトに合わせて「鳥」ばかり。 迷い込んだアパートの一室で、羽を休める鳥たちの姿を楽しんでいただけたなら幸いです。
百舌鳥と書く名の通り、他の鳥の鳴き声を真似るモズ。 ハトよりも小さな体と、尾を振る愛らしい仕草からは想像しにくいですが、 実は獰猛なハンターとして知られています。
モズには、捕らえた獲物を枝や針金など尖った場所に刺したままにする 「早贄(はやにえ)」と呼ばれる、少し不可思議な習性があります。
その哀れな獲物を、枝の代わりに京都の絹の組紐へ。 上品に刺し留め、ブレスレットとして仕立てました。
モチーフは、ニホントカゲ、オオスズメバチ、ニホンザリガニ。 可憐さと残酷さが同居する、モズらしい装身具です。
鳥イベントへの出展にあわせて制作したスプーンシリーズです。 モチーフにしたのは、水辺に生きる鳥たち。
動物園の人気者であるハシビロコウとオオフラミンゴ、 日本絵画の定番モチーフとして描かれてきたダイサギとタンチョウ(ツル)。 そして、国内で一度は絶滅しながらも、海外からの再導入によって命をつないだ トキとコウノトリ。
それぞれ異なる背景と魅力を持つ鳥たち。 その立ち姿を、甘味の池に静かに佇む匙として仕立てました。
おやつの時間に、豊かな水辺の気配を添えるシリーズです。
ヒクイドリは、オーストラリアで実際に見て惹かれた生き物のひとつです。 その後、国立科学博物館の鳥類展示で骨格を見たことをきっかけに、本作の制作に至りました。
ダチョウと同じ飛べない走鳥類であり、 強烈な蹴りを持つ、危険性も併せ持つ鳥です。 羽毛や骨格には恐竜を思わせる特徴が多く残されています。
椎骨の数や各骨の比率は、実物の骨格資料や論文を参照し、 できる限り正確に再現しました。 迫力と構造の面白さをあわせ持つ、骨格パズルです。
太古の記憶を封じ込めたような、幻想的なブレスレットです。 主役は、羽毛恐竜のシルエットを宿した奇跡の一石「デンドリティックアゲート」です。石の中で繊細に広がるシダ状の模様は、まるで数千万年前の生命が今も息づいているかのよう。 その周囲を彩るのは、骨格を彷彿とさせるホワイトコーラル(珊瑚)と、淡い光を湛えるムーンストーン。さらに、作家自らが手仕事で仕上げたオリジナルの頭蓋骨パーツを配し、野生の力強さとジュエリーとしての気品を両立させました。 「骨と羽」が織りなす、美しき進化の物語。
クリスマスツリーのような模様を宿した、デンドリティックアゲートのリングです。 石の裏側にはトナカイのシルエットを忍ばせ、光に透かすと、ツリーの奥を横切る姿が静かに浮かび上がります。 ブロンズ色の艶を持つ聖母マリアのビーズと星のチェコガラスを添え、祈りと祝祭が交差する、ゴシックな佇まいに仕立てました。 聖夜を待つ時間そのものを閉じ込めた、静謐な一点です。
翼の形には、鳥それぞれの生き方が表れます。 長い翼、尖った翼、丸い翼。 鳥の翼は、飛び方や狩り、暮らしに応じて形づくられてきました。 ハクチョウは遠くへ運び、ハヤブサは距離を詰め、フクロウは静かに降りてきます。 それぞれの翼を、身につけるためのブローチとして仕立てました。 服やストール、バッグに留めることで、その翼の性質を身に纏うことができます。 翼に感じる憧れやシンパシー。今日は、どの翼を身につけますか。
ひまわりのような放射模様を宿した天然石に、チェコビーズを添えたリング。 夏の象徴のように明るい花でありながら、石の色合いはどこかセピアがかり、遠い記憶の中の風景を思わせます。 日差しの強さ、風の匂い、もう戻れない季節。 華やかさの奥に、懐かしさやほのかな切なさを閉じ込めた一本です。 指先で揺れる小さな装飾が、時間の余白をそっと彩ります。
小鳥たちの仕草をそのまま形にした、スカーフリングシリーズです。 寄り添う〈くっつき十姉妹〉、手の中に収まる〈にぎころマメルリハ〉、 撫でられてご満悦な〈カキカキボタンインコ〉、あざとかわいい〈見返りオカメインコ〉、 世紀末覇者の風格を見せる〈キャルキャル文鳥〉、 準備運動ばっちりな〈わきわきセキセイインコ〉。 表裏どちらでも使え、表ではスカーフにとまる姿に、 裏ではかげからひょっこりのぞくように見えます。 それぞれの個性を、首元で楽しめます。
宙を舞うための器官、羽。 虫、哺乳類、魚など、異なる系統の生き物たちが、それぞれの身体を発達させ、空への憧れを形にしてきました。起源は違えど、似た形へと収束していく――それが収斂進化です。 オオミズアオ、オニヤンマ、オガサワラオオコウモリ、トビウオ。それぞれの羽を、身につけるブローチとして仕立てました。鳥の翼との対比から生まれた、個性と共通点を静かに楽しむシリーズです。
おやつの皿は、油断するとすぐに狙われます。 嘴や爪で素早く奪い去る、ハンター鳥たちをモチーフにしたフルーツピックです。
思い出の本を開くと、はさんだまま忘れていた、あの日の干物。 どこか間が抜けていて、でも少しだけ切ない存在たちを、 ブックマークにしました。 スルメ、アジ、エイ、カエルの4種類。 0.3mmの薄い真鍮板を、一点ずつ手作業で切り出した、 ページの間で静かにひからびる作品です。 オーナメントとして、壁やクリスマスツリーに干しても素敵です。
デザインフェスタで共同出店している、 cochoga’sのあささんとのコラボレーション作品。 カンブリア紀の海を生きた古生物、アノマロカリスをモチーフにした 真鍮刺繍ブローチです。
装飾には、お花のスパンコールを用い、 古生物でありながら、華やかでファンシーな印象に仕上げました。 目はレジンでカボションを制作し、 青緑色の透明感を持たせています。
硬質な真鍮と、軽やかな装飾。 時代も質感も異なる要素が重なり合った、 少し不思議で、どこか可愛らしい一作です。
対になった翼は、よく見ると実は手羽先。 地元の名物で何か作れないかと考え、生まれた作品です。 ロザリオを思わせるデザインに、天然石のビーズを添えました。 青はサファイア、緑はペリドット、ピンクはローズクォーツ、 オレンジはレッドアベンチュリン。 神聖さとユーモアが同居する、少し不思議な首元の装身具です。
前足で布をもみもみする、猫の仕草をモチーフにしたスカーフリングです。 甘えたいときや安心しているときに見せる、あの独特の動きを形にしました。 スカーフを通すと、猫が一生懸命もみもみしているように見えます。 身につけるたび、少し気持ちがゆるむ存在に。 スカーフはもちろん、薄手のストールやハンカチ留めにも使えます。
トビ、カワセミ、フクロウ、ハシブトガラス、ミサゴ。 獲物を狙うその一瞬、 それぞれの見せる表情を切り取りました。
果物や和菓子を切り分けるクロモジとして、 またピンチョスのピックとしても使えます。
おやつの時間やパーティーを彩る、 少しお茶目なハンターたち。 今日、狙われるのはどんな美味しい獲物でしょうか。
翼の形には、鳥それぞれの生き方が表れます。 長い翼、尖った翼、丸い翼。 鳥の翼は、飛び方や狩り、暮らしに応じて形づくられてきました。 ハクチョウは風に乗り、ハヤブサは空を切り、フクロウは音もなく舞い降ります。 それぞれの翼を、髪に纏うポニーフックとして仕立てました。 まとめた髪の結び目に挿すだけ。 首元のリボンや服に留めれば、お気に入りの人形やぬいぐるみに羽を生やすこともできます。 翼に感じる憧れやシンパシー。あなたは、どの翼を選びますか。
2025年よりご縁あって委託販売をお願いすることになった、 大洗のONLY SHOP様に向けて制作したシリーズです。 大洗といえば、サメで知られる水族館がある町。 そこで見られるサメたちをモチーフに、あくびメガネホルダーに仕立てました。
モチーフは、いかにも肉食らしい風貌のメジロザメ、 飛び出した目が印象的なシュモクザメ、 メスだけで繁殖する脅威の生態トラフザメ、 そして、猫耳のような突起がかわいいネコザメ。
少し物騒で、どこか愛嬌のあるサメたち。 海のハンターの意外な表情を、日常の中で楽しむための作品です。
たなびく雲がかかり、秋草を背に静かに光る満月のような天然石。 その月の上で、うさぎはひと休みするように居眠りをしています。 主石には、内包物が雲や影を思わせるデンドリティックアゲートを使用。 月のまわりには、満ち欠けを表した真鍮のパーツを連ね、時の流れと夜空の移ろいを添えました。 物語の一場面をそっと切り取った、静かな月夜のネックレスです。
両頬いっぱいに何かを頬張る、ハムスターの姿をモチーフにしたスカーフリングです。 大切そうに食べ物を溜め込む、あの愛らしい仕草を形にしました。 スカーフを通すと、口いっぱいに布をくわえているように見えます。 思わず笑ってしまうような存在感を、首元に。 スカーフはもちろん、薄手のストールやハンカチ留めにも使えます。
このハーフリンガーは、 私の好きな、あるディズニー作品に登場した姿をきっかけに制作しました。
馬車を牽くために培われた、たくましい筋肉。 そして、金色に輝く豊かな立髪。 その姿はどこかローマ彫刻を思わせる、力強さと美しさを併せ持っています。
本作では、風になびく立髪の量感と流れを強調し、 アクセサリーとして身につけたときに存在感が際立つ造形に仕上げました。 メガネホルダーとしての機能を持ちながらも、 装身具として楽しむ比重の高い作品です。
まぶたを閉じた目のようにも見える、不思議な表情を持つ石で仕立てたリングです。 その下で揺れるのは、涙に見立てた、しずく型のヴィンテージサフィレット。
強くこらえたあとに残るもの、 言葉にしなかった気持ち、 静かに流れていく感情。
乙女の涙は、悲しみだけを意味するものではありません。 胸の奥に溜まった想いが、かたちを変えて外に出る、その瞬間です。
指先で揺れる小さな涙が、 あなた自身の物語を、そっと映し出します。
午年をきっかけに制作した作品です。 全身を覆う縞模様は、動物界のおしゃれ番長とも言える存在感。 その一方で、一本一本異なる縞を切り抜く工程は、 このシリーズの中でも特に手間のかかる作業でした。
動物園では定番中の定番ともいえるシマウマですが、 じっくり観察してみると、 模様の流れや顔立ちには独特のリズムがあります。 その魅力を改めてすくい上げ、 あくびという一瞬の表情に落とし込みました。
よく知っているはずの動物が、 少し違って見えてくる。 そんなきっかけになる作品であればと思っています。
犬の顔の数だけ、人と犬が過ごしてきた時間がある。
このシリーズは、「うちのこが一番」という犬好きの方のために、 できるだけ多くの犬種を揃えたいと思ったことから始まりました。 当初はよく見かける犬種を中心に二十種ほどの予定でしたが、 あれもこれもと手を出すうちに、気づけば四十種。 犬種の多さに、人と犬の歴史の長さを思い知らされました。
もともとメガネホルダーは、老眼鏡の置き場に困っていた義母のために作ったものでした。
犬図鑑メガネホルダーは、実用品であり、 人と犬の関係をかたちとして残す、小さな図鑑でもあります。
風に乗って遠くまで飛ぶ翼。
静かに、ゆっくりと舞い降りる翼。 速く鋭く、空を裂く翼。 ──翼には、それぞれの生き方が表れます。
この鋭く引き締まった翼は、ハヤブサの翼。
空中での狩りをする鳥に多い、空気抵抗を最小限に抑えた、速くまっすぐ飛ぶための形です。
ハヤブサは獲物を見つけると、高高度から空を切り裂くように急降下し、一瞬で獲物をとらえます。
その姿はまさに空のハンター。鋭さと洗練を極めた、美しい機能美の体現です。
そんなハヤブサの翼を、ブローチに仕立てました。
シンプルなシャツに、コートの襟元に、布のバッグに。
つけるだけでそっと華やかさを添えてくれます。
甘すぎない洗練されたフォルムは、女性はもちろん、男性にもよく似合います。
金具部分も既製品ではなく一つひとつ手作り。
ブローチのパーツは、金属を高温で溶かして接合する「ロウ付け」という技法でしっかりと固定しています。
ボンドなどの接着剤に比べて、耐久性と信頼性に優れており、長くご愛用いただけます。
朝露の重みでしなる梢。 葉先に溜まった水が、静かに形を整え、やがて雫となって落ちていく―― そんな一瞬の情景を切り取るように制作したリングです。 主石には、植物の影のような内包物をもつ天然石・デンドリティックアゲートを使用。 雫には淡く光を透かすヴィンテージサフィレットをあしらい、朝露のきらめきを表現しました。 石の脇には、枝葉を思わせる真鍮のパーツを添え、梢から雫が生まれる瞬間を立体的に表しています。
このスプーンシリーズは、生き物の分類を網羅するために生まれたものではありません。 すべては、私の純粋な「偏愛」から始まりました。
最初の三作品として選んだのは、オオサンショウウオ、ミズダコ、カモノハシ。
水辺に暮らし、独特な口元や手先を持つ彼らが、食べ物を探り、すくい、口へ運ぶ。 そのゆったりとした愛おしい仕草を、甘味をすくうための匙(さじ)として形にしました。
これからも広がり続けるシリーズの原点。 おやつの時間に、少しのユーモアと愛しさを添える影の主役たちです。
切れない絆のペンギンストラップ。 パーツはすべてロウづけし、全力で引っ張っても切れないペンギンチェーンを作りました。 子育て中、子どもが引っ掛けてスマホストラップがちぎれてしまう経験から生まれた作品です。 コウテイペンギン、イワトビペンギン、アデリーペンギン、ケープペンギンの4種類。 毎日使うものだからこそ、安心して使える強さと、さりげない遊び心を添えました。